● お手入れ方法
■革について(植物タンニン鞣しオイル仕上げ)


革が持つ多少のキズ・シワは一枚の革の中の様々な表情として使用しています。タンニンで鞣された革は
しっかりとした腰のある堅さで濃淡があり、使い込むことで色に深みと艶が増しゆっくりとその表情を変
えていきます。
TAPIRを使った、日常のお手入れ方法

 
TAPIRは、Forestで使っている植物タンニン鞣しの革にお勧めの、天然素材のみで作られたケアワックスです。


1, 布巾などを使い乾拭き、又はブラシ(写真1)でほこりや汚れを落とします。

2, クリーム(写真2)をごく少量布(写真3)などにとり、表革に馴染ませるように
  薄く均一に伸ばすように塗ります。

  ※つけすぎると全体が白っぽくなることがありますが、その場合布などでよく磨いてください。
   つけすぎのままにするとホコリが溜まったり、固まってとれづらくなります。

3, 全体に馴染ませた後、柔らかい布やブラシ(写真4)で磨きます。
  余計なワックス分を落とすと、自然のワックスによる美しいツヤがでます。

  ※クリームなどを塗る事で、革の表面に薄い皮膜を作り保護・防水の役割もします。


TAPIRを使った、防水方法


1, 布巾などを使い乾拭き、又はブラシでほこりや汚れを落とします。

2, レーダーフェット(写真5)をごく少量布(写真3)などにとり、表革に馴染ませるように
  薄く均一に伸ばすように塗ります。


  ※一度に付けすぎず、すこしずつ塗り重ねます。
   縫い目などには、ブラシなどを使ってしっかり塗ります。

3, 柔らかい布やブラシで余計なレーダーフェットを磨くようにして落とします。

1,
汚れ落としブラシ
2,
レーダーフレーゲ
クリーム
3,
コットンネル
4,
つや出しブラシ
5,
防水ワックス
レーダーフェット
TAPIRについては詳しくはこちらから→

■水ぬれの場合


雨の日はなるべく履かない事をおすすめします。

雨などの水シミを防ぐには、その場で塗れた布で全体に拭くとシミとして残りにくくなります。
その後、乾いたタオルで叩くようにして水分を拭き取り中に丸めた紙を詰めます。
新聞紙を詰める際はインクが靴に移らないよう注意して下さい。
形を整えて、風通しのよい場所で陰干しして革を乾かします。
早く乾かそうとして、高温に近づけるのは避けてください。
完全に乾いたら、皮革用クリーム等でお手入れをしてください。